ウーマンコム コラム

空腹で寝よう!腸は睡眠中に掃除

ぐっすり眠れる感覚がない上、便秘気味でお腹のスッキリ感がない。もしかして、夜遅くにご飯を食べて、お腹いっぱいのまま眠っていませんか?

■“食べてすぐ寝る”と、腸の動きが悪くなる
その鍵を握るのが、“空腹期消化管運動”。この運動は、食後2~3時間経って、食べた物の消化が一段落した後に小腸で始まります。消化された食べ物や残りかすを腸の奥へ送り込み、小腸をしっかり掃除してくれる。便のもとを大腸へ送る重要な働きでもあります。ただ、この動きが出るためには睡眠時に胃が空っぽであることが重要。胃に食べ物が残った状態で眠ると、この運動が出にくくなります。

■分かれ目は、深夜の過ごし方
起きて間食していると・・・
夕食を遅くとってすぐに寝たり、夕食の後寝る前につまみ食いをするのは腸の汚れのもと。胃に食べ物がある状態だと、“空腹期消化管運動”が起きにくく、腸は停滞モードに。眠りも浅くなりがち。翌朝も食欲が湧かず朝食抜きとなると、さらに便意が起こりにくく、便秘になりやすい。

ぐっすり眠っていると・・・
早めに夕食を済ませ、早く寝ると、夕食後から就寝まで3~4時間は空く。胃は空っぽの状態なのでぐっすり眠れ、小腸では“空腹期消化管運動”が行われてお掃除モードに。大腸に便のもとが送られ、大腸は自動的に動き出す。そのため、翌朝のお通じもスムーズ。腸の中も停滞しにくくなる。

■眠っている間は小腸をお掃除モードに
食後、小腸ではまず“食後期消化管運動”が起きる。小腸は不規則に収縮し、食べ物を粉々にしながら消化。

2~3時間後、小腸は“空腹期消化管運動”に突入。残りかすをさらに奥へ運ぶお掃除タイムとなり、腸が制止する1期、不規則に動く2期、1分間に約12回、強力に収縮する3期(お腹がグウッとなるのはこの時)をくり返す。

しかし、この途中で食べ物が入ると、“食後期消化管運動”から再スタートとなる。健康な腸のためには特に強い収縮が起こる3期がしっかり行われることが大切です。

■睡眠と腸の働きは、密接に関係している
腸内洗浄に駆け込む女性は、夜遅く食事をしていて、きちんと眠れていない人が圧倒的に多いというデータも。実際、便秘や過敏性腸症候群(IBS)の人は、睡眠の質が悪いという研究報告もある。

弱った腸のデトックス力を高めてぐっすり眠るなら、まずは夜の食事から見直してみよう。