ウーマンコム コラム

肌の老化スパイラルを食い止めよう

肌の老化が進むと、肌表面のバリア機能も低下していきます。すると、ますます外的刺激を受けやすくなり、老化が進行します。

そんな、“老化スパイラル”を食い止めるためには、保湿やUVケア、血行促進をしっかり行うことは不可欠です。でも、それだけでは不十分。体の中から生じるくすみやたるみも無視できません。

個人差はありますが、女性ホルモンのバランスは30代後半くらいから少しずつ乱れ始めます。このバランスが乱れると、肝斑と呼ばれるシミができやすくなるといわれています。女性ホルモンには、透明感やハリ感をもたらす作用があるので、減少すれば、くすみやたるみを引き起こす要因にもなるのです。

一方、良質の睡眠に入った直後に多く分泌される成長ホルモンには、ダメージを受けた肌の修復や新陳代謝を促してくれる作用があります。そして、これらのホルモンをつかさどっているのが自律神経。この自律神経は、脳の視床下部でコントロールされていますが、この部分は感情の動きとも連動しているため、精神的なストレスの影響を受けやすいのです。つまり、ストレスをためずに、ホルモンバランスが整うような生活を心がけることが重要だといえます。

ホルモンは、心拍数が120ぐらいの運動(有酸素運動)を行うと分泌しやすくなるといわれているので、ウォーキングなどの軽~中程度の運動を行うようにしましょう。

また、ぬるめのお風呂で半身浴を行うのも新陳代謝や自律神経の働きを整えたり、良質の眠りへと誘うのに効果的。好みの香りの精油を湯船に5滴ほど垂らして入浴するといいでしょう。リラックス作用のあるラベンダーやゼラニウム、イランイラン、カモミールなどはおすすめです。

食生活においても、バランスの良い食事をとることは大切です。最近“人の寿命は体内に保有する酵素の量で決まる”と指摘する医科大学の教授も登場し、アンチエイジングの分野でも酵素が注目されています。

酵素とは、消化・吸収から代謝といったあらゆる場面で必要な物資。体内で作られますが、加齢と共に減少します。新鮮な食材や発酵食といった食べ物で補うのも有効です。熱を加えると活性を失うので、毎食、生の野菜や果物をとるように心がけてみては。