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この時期、夏バテと勘違いしがちな貧血

この時期、「朝起きるのがつらい」「体がだるい」「疲れやすい」「よく立ちくらみがする」「食欲がない」・・・こういった体の不調に悩まされる人も多いもの。「この症状は夏バテだな」と思いがちですが、実はそうとも限りません。

その原因として考えられるのが貧血。どちらも似たような症状が表れるので、実際は貧血気味なのに夏バテと勘違いしている可能性も。まずはチェックリストで貧血かどうかチェックしてみましょう。

もしかして貧血?Check
□ 朝食を抜くことが多い
□ 外食や市販の弁当が多い
□ インスタント、冷凍食品を頻繁に食べる
□ ダイエットをしている
□ よくめまいや立ちくらみがする
□ 顔色が悪い(青白い)
□ 疲れやすい
□ 動悸、息切れがする
□ 月経の量が多い

■診断結果■
2個以上当てはまる人は、貧血の恐れがあるので要注意。


■貧血とは
貧血とは、からだだが酸欠になっている状態。酸素は、赤血球の主成分であるヘモグロビンによって全身に運ばれますが、ヘモグロビンの材料となる鉄分が不足すると酸素がうまく運べなくなります。すると、体のふらつきや疲労感を引き起こします。

貧血の約9割は、こうした鉄分不足が原因の【鉄欠乏性貧血】だそう。特に女性は、毎月の生理による出血で多量の鉄を失うだけでなく、ダイエットなどで栄養が偏って鉄分不足になり、貧血になりやすい。自覚症状がなくても、日本女性の65%以上が貧血気味だといわれています。

さらに貧血は体質によるものと思われがちですが、放置すると進行する、れっきとした病気。ひどくなると、吐き気や発熱など日常生活に支障をきたすような症状が表れます。また、体の抵抗力や免疫力が低下するため、他の病気にかかりやすくなったり、精神的に不安定になることもあるんだとか。

■貧血対策に
貧血対策として実践したいのが、ほうれん草やレバーなどを取り入れた食事とサプリメントで鉄分を補うという方法です。食事からとるのはもちろん大切ですが、それだけでとろうとすると、鉄分を含むほうれん草なら、生で2束(520g)、レバ刺しなら6皿分(250g)と、毎日大量に食べなくてはならないのが悩みどころ。

また、ヘモグロビンを作るには、鉄分だけでなく、葉酸やビタミンB12なども必要なので、葉酸を含むブロッコリーや、ビタミンB12を含むシジミも一緒に食べることが大事。サプリメントから摂る場合も、鉄分だけでなく、葉酸、ビタミンB12をバランスよく摂れるものを選びましょう。