ウーマンコム コラム

貧血・低血圧は、生活から改善を

貧血も低血圧も、日常生活に支障が出るほどの症状が表れる場合は、生活習慣に問題があることも多い。症状がつらい時期は、鉄欠乏性貧血なら鉄剤、低血圧なら昇圧剤などの薬を使って乗り越えながら、生活習慣を改善していきましょう。

■鉄欠乏性貧血の対策
鉄欠乏性貧血は、食生活を見直すことから始めましょう。食事は栄養バランスがとれていることが重要。栄養バランスを無視して、肉や魚を極端に制限するようなダイエットはしないこと。また、鉄は胃腸で吸収されにくいため、効率よく摂取することを心がけましょう。

積極的にとりたいのは、ヘム鉄を含んでいるレバー、肉類、魚類など。鉄分は胃腸で吸収されにくいですが、動物性たんぱく質やビタミンCと一緒にとることで吸収率が高まります。カルシウムにも鉄の吸収を助ける作用があり、赤血球のもとになるたんぱく質や、その産生を助けるビタミンB群や葉酸も、緑黄色野菜などでたっぷりとりましょう。

また、東洋医学では、“冷え”は貧血の悪化因子。30代以降は、上半身はほてるのに下半身は冷えるという“冷えのぼせ”の状態になりやすくなります。緊張状態が続くことが主な原因なので、リラックスできる時間を作りましょう。

■低血圧の対策
本態性低血圧も起立性低血圧も、生活習慣病の側面があり、生活改善で、つらい症状も軽減できます。低血圧の人は、生活全般を見直してみましょう。まずは早寝早起きを心がけて。休日に生活をリセットし、早起きを実行しましょう。

低血圧の人は、朝快適に起きられれば日中を活動的に過ごせます。起きたらすぐに入浴を。ぬるま湯から徐々に熱くしてゆっくり浸かると血圧が上がり、体がシャキッとします。湯船から出る時には、脚から上に冷たいシャワーを浴びると、血管が収縮します。夜も早く眠くなり、たっぷり睡眠がとれて、疲れもとれます。

食生活の改善ポイントは、朝食を少しでも口にすること。低血圧の人は朝が苦手で朝食を抜きがちの人が多いですが、午前中を活動的に過ごすためにも重要です。また、適度な運動も大切。水泳などの有酸素運動を継続して行いましょう。心肺機能を高めると共に、筋肉が鍛えられ、血液循環がよくなります。まずは、できることから始めてみましょう。