ウーマンコム コラム

子宮体がんリスクが57%減少する地中海ダイエットの秘密

子宮体がんとは?

子宮体がんには、エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンが影響しています。本来このホルモンは子宮内膜の発育を促す作用がありますが、このホルモンの数値が高いと、子宮内膜増殖症を経て子宮体がん(子宮内膜がん)が発生するといわれています。

なりやすい人は、一度も出産したことのない人、肥満体質の人、月経不順(無排卵性月経周期)の人、卵胞ホルモン製剤だけでホルモン療法を受けている人など。そのほかにも、卵胞ホルモンとは関係なく、がん関連遺伝子の異常によって発生するケースもあり、この場合は高齢者に多くみられるそうです。



リスクを下げる食事方法

イタリア、マリオ・ネグリ薬理学研究所によると、「地中海ダイエットに忠実に食生活を送っている女性は、子宮体がんになるリスクが著しく下がる」んだとか。

これは1983年から2006年にかけて5000人分以上のデータを集めて分析したもの。被験者が摂取している物を、野菜、果物・ナッツ類、穀類・イモ類、豆類、魚、一価不飽和脂肪酸、乳製品、肉、アルコールの9つに分類。

地中海ダイエットに忠実な食生活を送っていたかどうかをスコア化(9が最も忠実、0が最も非忠実)して、子宮体がんとの発症の関連性を調べました。これによるとスコアが7~9だった人は発症リスクが57%下がり、スコア6でも46%低下、スコア5で34%低下という結果に。



地中海ダイエットとは?

一時期ブームとなった地中海式ダイエットとは、1960年ごろのギリシア・クレタ島や南イタリアの伝統的な食事法のことです。炭水化物と野菜・豆・ナッツ類・フルーツ、オリーブオイルを毎日摂り、魚介や、卵・鶏肉、スイーツは週に2.3回、そのほかの肉類は月に2~3回程度、そのほかには毎日6杯程度の水、適量のワインも週に2.3回摂るように心がけます。

ダイエット法として有名になった理由は、オリーブオイルを摂取すると健康的に痩せることができるから。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は酸化しにくく、脂質代謝を活性化します。またビタミンEも豊富なのでアンチエイジング効果もあります。

年齢と共に代謝は落ちてしまうので、地中海ダイエットの食事法を取り入れることで、アンチエイジングと子宮体がん予防を意識してみるのもよいかもしれませんね。



地中海ダイエットには子宮がんの発症リスクを低下させる効果があるとの研究結果
http://irorio.jp/kondotatsuya/20150531/232660/

子宮体がん(子宮内膜がん)とは?(日本産科婦人科学会)
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/taigan.html

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