ウーマンコム コラム

コーヒー好きに嬉しいニュース!体の炎症を抑え、がんリスクが低下するコーヒーの秘密

コーヒーががん予防に!?

挽きたての香り、口の中に広がる芳醇なコク…愛好家が多いコーヒー。脂肪燃焼効果や集中力などを高める効果を期待し、毎日コーヒーを飲んだほうがいいという説がある反面、飲み過ぎると体に良くないという説もあります。意見が分かれていますが、一体どっちが正しいのでしょうか。

最近の発表では、コーヒーを飲んでいると、がんのリスクが低下するという説があります。これは米国立がん研究所を中心としたグループが、2015月5月21日にがん領域の専門誌「キャンサー・エピデミオロジー・バイオマーカー・アンド・プリベンジョン」で報告したもの。

全身に慢性的な炎症状態が続くと、がんや糖尿病、メタボリックなどのリスクが高まります。今回の調査では、年配の白人男性1728人を対象に、コーヒーを飲む量と、炎症が発生したときに体内に放出される77種類の炎症物質について測定し、比較を行いました。



炎症物質を減らす働き

その結果たくさんコーヒーを飲む人は、全く飲まない人に比べて、「免疫細胞を活性化させたり炎症部位に集めさせる働き」のある3つの物質と、「炎症に関わる細胞を増やす」物質、「炎症反応を広げる」物質の計5つの炎症物質が、25%~50%程度に抑えられることがわかりました。

これによって、コーヒーを愛飲する人は、「体の慢性的な炎症が抑えられている」「がんや慢性的な炎症リスクを回避するのではないか」と結論付けられています。



目安は1日3~4杯

国内で行われた最近の報告では、1日3~4杯のコーヒーを飲む人は、狭心症や心筋梗塞などの心臓病で亡くなる危険性が、ほとんど飲まないに人に比べて36%低いという結果に。さらに脳内出血や脳梗塞などの脳血管病は43%、肺炎などの呼吸器病は40%と低いという結果になっています。

もちろん、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」。水の代わりにコーヒーを過剰に摂取し続ければカフェイン中毒になる可能性がありますし、あまり食事を摂らない状況で濃いコーヒーばかりを空腹で飲めば、胃腸に負担をかけてしまうことも。

栄養バランスなどに偏りがおきないよう食生活に気を使いながら、コーヒーを愛飲する分には健康維持に効果的な飲み物といえるようです。



コーヒーに体の炎症を抑える効果、「飲んでいる人でがんのリスクが低い」理由にも
http://www.mededge.jp/b/heal/14755

コーヒー1日3~4杯、心臓病死の危険4割減
東大や国立がんセンター
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H17_X00C15A5000000/