ウーマンコム コラム

“若返りホルモン”を活性化する野菜とは

生姜の辛み成分が、“若返りホルモン”アディポネクチンの活性化につながる働きをします。

生姜は、血行促進、発汗・代謝促進、せき止めなどの作用があることから、昔から体調を整えたい時に、料理や飲みものに加えるなど、広く利用されてきました。

最近の研究で、その生姜の辛み成分に、脂質代謝の促進や、血糖値の抑制につながる作用があることがわかってきました。生姜の主な辛味成分に、“ジンゲロール”“ショウガオール”があります。

ジンゲロール:善玉の脂肪細胞を増やす働きがある。

食べ過ぎや運動不足、さらに加齢によって基礎代謝が低下して体が太ると、脂肪細胞は肥大化します。
この肥大化した脂肪細胞は“TNF-α”という炎症成分など、悪玉物質を分泌するようになります。
そうなると、脂肪燃焼を促進する若返りホルモン“アディポネクチン”は分泌されにくくなり、代謝が悪くなるという悪循環が起こります。
ジンゲロールは、善玉の小さな脂肪細胞を増やし、太りにくい体を保つ働きがあるというわけです。

他にも、アディポネクチンを減少させる酵素の働きを抑える作用もあると見られています。

ショウガオール:生姜を加熱したり、乾燥した時に増える。

“アディポネクチン”を増やすスイッチをオンにする“PPARγ”という物質の働きを促進する。
“PPARγ”と結合して、その働きを活発にし、”アディポネクチン”の分泌を促進する。

■アディポネクチンを活性化させる力を持つ食材

基本的に、抗酸化、抗炎症力を持つ食材をとると、“アディポネクチン”が増える傾向があります。
抗酸化力が強い野菜や果物は、この点でも頼りになりそうです。

実際、ぶどうやカシスなどの紫色の色素成分アントシアニンが、“アディポネクチン”を活性化させるということもわかっています。
また、大豆のたんぱく質や、穀物の食物繊維に“アディポネクチン”を増やす働きがあることが解明されています。
つまり、大豆を含む食品や玄米・雑穀を食べる、昔ながらの和食を大切にして、野菜を積極的にとっていくことで、若々しい体でいられるます。

■アディポネクチンを活性化する野菜

・生姜 ・ぶどう ・カシス ・紫キャベツ など

若返りホルモンを活性化する成分として、紫色の濃い野菜や果物に多く含まれている色素成分“アントシアニン”も注目されています。