ウーマンコム コラム

動悸、息切れ、寒がり、これってもしかして鉄不足?

階段を上るだけで心臓がドキドキ、疲れやすい、それに冷え性かも?
当てはまる人は、鉄分不足かもしれません。

鉄は、人が呼吸によってエネルギーを生み出す時に欠かせないミネラルです。
血液中には、赤血球の構成成分、ヘモグロビンとして、筋肉中にはミオグロビンとして存在し、呼吸で取り入れた酸素を体の隅々まで運んで、筋肉が動くのに必要なエネルギーを供給しています。

そのため、鉄分不足になると、体を動かした時に、酸素の供給が滞り、階段を上ったくらいでも息が上がるようになります。
また、寒さに対する体温調節がうまくいかなくなり、冷え性になったと感じる人も。

こうした症状は、女性の場合、血液中のヘモグロビン値が12g/dl未満になった時に現れます。
これが“鉄欠乏性貧血”
多くの女性が、ダイエットが目的の極端な偏食や小食、月経過多などが原因で、この“鉄欠乏性貧血”に陥っています。

とはいえ、たかが貧血と侮ってはいけません。
実は、ヘモグロビンの低下は、肝臓などにある貯蔵鉄が枯渇したサイン。
体の中にある鉄の約7割は赤血球中に存在し、残りは貯蔵鉄として組織中に蓄えられています。

その鉄の供給が不足すると、日常使うヘモグロビンを保つために、体はまず、貯蔵鉄をヘモグロビンに回します。
つまり“鉄欠乏性貧血”は、体の中に鉄の蓄えがない状態。

ヘモグロビンが低下するにつれて、顔が青白くなる、髪がぱさつく、爪が反り返るといった症状も現れてきます。
ここまで進むと、貧血が治ってからも、免疫力の低下など体にダメージが残る場合があります。
血液検査で貧血と診断されたら、鉄分をしっかり補給して、早めに治すように心がけましょう。