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女性に多い不調

片頭痛・緊張型頭痛・貧血・自律神経失調症・中耳炎・内耳炎・低血圧・メニエール病

■脈を打つのと同時にズキンズキンと痛む、片頭痛

ストレスや疲れなどに誘発されて血管が急激に拡張することで起こる頭痛。片側のこめかみから目の辺りにかけて、脈を打つのと同時にズキンズキンと痛むのが特徴。痛みが起きる前に、目の前がチカチカするなどの前兆や、吐き気を伴うこともある。月に数回から、ひどい場合には週に数回繰り返し起こる。

⇒治療法

応急処置としては、痛みを感じる部分を冷たいタオルや冷却シートで冷やす。痛みが続く場合には、まず内科を受診する。その後、片頭痛の場合には専門医の診察を受けるのがよいだろう。病院では、症状によって、拡張した血管を収縮させる薬を処方される。片頭痛は光や音に敏感になるので、暗く静かな所で睡眠を取るのがベター。


■筋肉の緊張から起きる締めつけられるような痛み、緊張型頭痛

目の疲れや筋肉のこりなどにより、筋肉が緊張することで頭痛が起こる。血流が悪くなり筋肉に疲労物質が溜まり、神経を刺激して痛みが起こる。後頭部やこめかみの周囲に締め付けるような痛みを感じることが多い。

⇒治療法

痛みを感じたら応急処置として、首から肩にかけての筋肉を温めて、こりをほぐすのがよい。病院での治療は、鎮静剤や筋肉の緊張をほぐす薬などが処方される。普段から、肩や首を回したり、目を閉じてリラックスすることでも、改善できる。


■若い女性に多い疲れや息切れ動悸の原因、貧血

貧血は、血液中の赤血球や、赤血球中のヘモグロビンがなくなると起こる。貧血には種類があり、20~30代の女性に多いのが、鉄分不足からへモグロビンが減少して、全身に酸素が行き渡りづらくなる鉄欠乏性貧血。めまいや、立ちくらみ、動悸、息切れなどの症状が起きる。
ほかにも、必要な赤血球が異常に早く破壊されるために起こる貧血・溶血性貧血や、骨髄障害によって起こる再生不良性貧血などがあるが、こちらは早めの治療が必要。めまい、動悸、息切れなどの、症状が続く場合には、血液検査を行って、その原因を調べたほうがよい。

⇒治療法

鉄欠乏性貧血と診断された場合には、その原因を調べ、鉄剤を内服。そのほかの重篤な貧血に関しては、それぞれの貧血ごとに投薬等の処置が施される。

⇒対処法

鉄分不足によって起こる鉄欠乏性貧血は、鉄分の多い食品を積極的に取る食事療法で改善することができる。例えば、レバーや赤身の肉、魚などの動物性食品を取る。鉄分の吸収を促すビタミンC、赤血球の働きを助けるビタミンEも併せて多く取るといい。鉄分は、成人女性は1日に15~20mgの摂取が目安だ。


■原因の分からない不調は自律神経のバランスの崩れ、自律神経失調症

微熱が続く、頭痛、めまい、のぼせ、抜けない疲労感など、人によってその症状は様々。過敏性腸炎や、頻尿、吐き気なども自律神経失調症が原因の場合もある。検査をしても、体のどこにも異常が見当たらない不定愁訴がこの病気の特徴だ。症状は一つだけとは限らず、2~3の症状が同時に重なることもある。心理的なストレスなどにより、自律神経が刺激を受け、交感神経と副交感神経のバランス崩れ、体に不調をきたすのが原因。

⇒治療法

心理的な要素が強いので、心理療法やカウンセリングを行う。同時に精神安定剤などの薬を併用していくこともある。心理療法のひとつとして自律神経訓練法というものもあり、交感神経と副交感神経のバランスを正常化する治療が行われる。

⇒対処法

まずは、規則正しい生活と睡眠不足にならないように気をつける。


■慢性か急性かの見極めが大事、中耳炎

耳が聞こえづらくなり、耳が激しく痛み、発熱を伴うような場合には、急性中耳炎が疑われる。慢性の場合には、耳が聞こえづらくなるほかに、耳だれが出たり、めまいが起こる場合もある。急性の場合は、のどや鼻から入った細菌が中耳に侵入して起こる。慢性の場合には、鼓膜の一部に穴が開いたり、癒着して起こる。

⇒治療法

急性でも慢性でも早めに耳鼻科で検査を受けること。治療法については、慢性の場合は手術により処置を行い、急性の場合には、安静にして抗菌薬と鎮痛薬を服用する場合が多い。


■目がぐるぐる回るめまいは耳の病気の可能性アリ、内耳炎

目がぐるぐる回るような回転性のめまい、耳鳴りや聞こえづらいなどの症状が表れる。中耳炎から起こるタイプ、髄膜炎から起こるタイプ、血行性で起こるタイプがある。

⇒治療法

中耳と内耳の炎症を抑える薬を服用する。内耳炎を防ぐためには、風邪をひいたとき、のどを痛めたときなどに、耳に細菌が入り込まないようにすること。そのためには、耳に異常を感じたら早めに耳鼻咽喉科の診察を受けるのがおすすめ。


■突然に起こる立ちくらみやめまい、低血圧

最高血圧が100mmHg未満を、一般的に低血圧という。なかでも若い女性に多いのが、血圧を低下させている原因が分からない本態性低血圧症と呼ばれるもの。めまい、慢性的な疲れ、立ちくらみ、頭痛、冷え、寝起きが悪く元気が出ないという症状もある。はっきりとした原因は分からないが、遺伝的な要素もあるようだ。また、急に立ち上がったときに起こるめまいや立ちくらみは、起立性低血圧症。交感神経の働きが悪く、立ったときに血液がうまく全身に行き渡らずにめまいなどの症状が起こる。以上の2つとは逆に、心臓病や脱水症状など低血圧になった理由がはきり分かっている場合は、二次性低血圧症と呼ばれる。

⇒治療法

二次性低血圧症の場合は、低血圧を引き起こしている病気の治療を行う。それ以外の低血圧には、普段の生活を改善することで、症状を軽くすることができる。

⇒対処法

規則正しい生活と、適度な運動を行うこと。朝起きられない場合には、体を起こす前に、手足を振るなど布団の中で軽く体を動かすといい。
起立性低血圧症の場合、水分をたくさん取り、全身運動を心がける。特に朝、起き上がるときに立ちくらみがするようなら、布団で体を起こしたとき、コップ1杯の水を飲み、急に起き上がらないようにするといい。心理的要因もあるので、自律神経訓練法などのリラクゼーション法を取り入れるのもおすすめ。


■立っていられないほどのめまいが続く、メニエール病

周囲がぐるぐると回る、立っていられないような激しいめまいが、何回も起こる。また、耳鳴りや冷や汗、吐き気をもよおすこともある。このような症状が、発作的に何度も起きるのがこの病気の特徴。内耳のリンパ液の調節が何らかの原因で上手くいかなくなり、神経を圧迫するために起きる。

⇒治療法

発作の出ていないときには、めまいの再発予防の投薬を行う。発作が起こった場合は、安静にし、鎮静剤などを用いる。ストレスと関係が深いので、規則正しい生活を送ること。



 

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2011年03月31日 更新