この時期は、寒さで体の筋肉にぎゅっと力が入った状態が続いたりしませんか?また、寒さ対策のつもりで厚着をしたら、肩こりや頭痛の原因になることも。
肩こりや冷えが続くと「なんとなく」体がだるい、重い、出かけるのが億劫になる…といった状態に。
こんなとき足元を冷やさないようにしたり、体を温める飲み物を用意することも効果的ですが、体の循環能力をサポートしてあげると、体全体の不調を解消することができるかもしれません。
「○○するだけでキレイになる」というと、信じたい気持ち半分…でも本当かしら?と疑いたくなる気持ちも半分。しかも、お風呂なら毎日入っているけど?…と思われるかも。でも今までより少しだけ「長湯」するだけで、美容効果がグ~ンとアップするかもしれないとしたらいかがでしょうか?
とくに寒さが本格的になるこれからのシーズン、体を温めて潤すことができるバスタイムこそ最高の美容空間といえるんです。
寒さが厳しい時期が近づいてきました。お風呂に入った後も、足が冷えてなかなか寝付けないなんてことも。手足が冷えた状態は、代謝や免疫力が低下して体調不良の原因になってしまいます。
高価な美容品や食材を口にすることよりも、まず第一は体を温めておくことは、健康と美容の秘訣。
昔からしょうがを食べると体がポカポカしてくるので、冷え性対策に最適だといわれています。実はこのしょうが、生で食べるのと乾燥させて食べるのでは効果に差があるようです。
テレビ番組で行った実験によると、普通のしょうがを食べると、指先の温度は上がっても、深部体温は少し下がってしまうという結果に。一方、乾燥させたしょうがを食べると指先の温度がかなり上昇した上に、深部体温もほとんど下がらなかったそうです。しょうがは、生よりも乾燥させたものには、体全体を温める力があるようです。
冷え性が続くと体の代謝が衰えます。仮に体温が1度下がると、免疫力は30%低下し、反対に体の体温が1度上がるだけで、免疫力は5~6倍高まるといわれています。
気づくと手足が冷たくなっている冷え性タイプは、免疫力が低下し、風邪をひきやくなったり体調を崩しやすくなります。改善するためには、体を内側から暖めることが大切。
「体の芯を暖める」といえば、多くの方が「内臓」を想像すると思いますが、「内蔵を暖める」といっても直接触れることはできません。温かい鍋や飲み物を口に入れることで胃を暖めたり、湯船に浸かることで体全体を暖めようと心がけたりします。
しかし暖める方法は正しいとしても、あるポイントを冷やしていると、いくら暖めてもすぐに冷えてしまう可能性があります。
体調不良から、風邪やインフルエンザ、感染症に至るまで、私たちの体は24時間365日、病原体や目に見えないウイルスに感染する危険にさらされています。しかし身体には、体内に入り込んだウイルスを攻撃し不活性化したり、体外へ排出する働きをする「免疫機能」が備わっています。
例えば身体に取り込んでしまったウイルスは、咳や痰となってすぐに体外に排出されます。もしウイルスに感染してしまっても、免疫力が強ければ短い時間で体調を元に戻せます。ただし日頃から体調を崩しやすい人や、治りが遅い人は体の免疫力が低下している可能性があります。